カタパイ語の志向性
カタパイ語は「生殺与奪格が全て存在する言語を作る」という思想の元、作成している人工言語です。転じて、逆に「生殺与奪格以外の格はいらないのではないか?」という思惑を実践検証する場でもあります。トキポナやリサトプ語のようなパサパサした語感にしたかったので、基層言語はミクロネシア祖語およびチューク・ポナペ祖語を元にしています。また、格助詞はトルコ語ベース、品詞マーカーは適当。
副次的な目的として「(近代西洋)魔術がしやすい言語」、「数学がしやすい言語」を目指しています。具体的には命令法の分化・発達など。もしかしたら別の言語に押し付けるかもしれない。 また、同時に「なんの変哲もない言語」を目指しています。一見つまらない言語こそ、真に洗練された言語なのではなかろうか。